第130回大会の企画シンポジウムS12 生理部門企画シンポジウム「窒素−吸収・分配・再利用」とポスター1分紹介

講演会と生理部門のポスター発表の1分紹介からなる生理部門の特別セッションを企画します。
 講演会「窒素−吸収・分配・再利用」と生理部門のポスター発表の1分紹介からなる生理部門の企画シンポジウムを開催します。
 生理部門では樹木の成長の仕組みを明らかにする研究に携わる方々の情報・意見交換の場となることを目指します。個体から細胞・分子レベルまでの幅広いスケールの現象を対象とした多様な手法によるアプローチを対象として、以下のキーワードを掲げています:樹木生理、個体生理、生態生理、水分生理、栄養成長、生殖成長、物質輸送、栄養、環境応答、ストレス耐性、光合成、呼吸、代謝、細胞小器官、細胞壁、植物ホルモン、組織培養、形質転換、遺伝子発現、ゲノム解析、エピゲノム解析、オミクス解析。従来の研究分野の枠組みにとらわれることなく、さまざまなスケール・手法で樹木の成長の仕組みの解明に携わる多くの皆様に生理部門での口頭・ポスター発表にご参加頂くとともに本シンポジウムにご参集頂きたいと考えております。
 講演会では、植物の主要養分のひとつであり、樹木の生育の制限要因となりやすい窒素を取り上げ、その吸収や個体内における分配、代謝、再利用について理解を深めることを目的に、森林総合研究所の韓慶民氏、宮澤真一氏と信州大学の田中(小田)あゆみ氏に、現在の知見の概説を含めて研究成果を披露頂きます。
 1分紹介では、生理部門でポスター発表をされる方に発表内容を1分間でご紹介頂きます。

コ−ディネ−タ−:則定真利子(東京大学)、田原恒(森林総合研究所)、小島克己(東京大学)、斎藤秀之(北海道大学)、津山孝人(九州大学)