樹木生理学・熱帯造林学研究室

JST戦略的創造研究推進事業(CREST) 研究領域「二酸化炭素排出抑制に資する革新的技術の創出」
熱帯泥炭の保全と造林による木質バイオマス生産
(2008.10-2014.3)

目的:
不適切な開発によって二酸化炭素放出源となっている熱帯泥炭土壌について、湛水化による泥炭の保全と湛水耐性種の造林によって、再び吸収源に戻す現地実証 試験を行います。さらに、生産された木質バイオマスのエネルギー用資源としての適合性、他の資源用としての応用の可能性などを検討します。最終目標は、泥 炭保全、造林からバイオマスの最適利用までのトータルシステムを提示し、排出削減ポテンシャルを確認するとともに、その実行可能性を明らかにすることにあ ります。


CREST概念



メンバー:
【泥炭保全技術の開発と二酸化炭素放出量の評価】大澤和敏、石田朋靖、長野敏英、飯山一平、工藤将志、鈴木優輔(宇都宮大学)、吉野邦彦、ユディセチアワン(筑波大学)、酒井一人、仲村渠将(琉球大学)、吉田誠(東京農工大学)
【泥炭湿地造林技術の開発と二酸化炭素固定量の評価】小島克己、則定真利子、山ノ下卓、古川原聡(東京大学) 
【湿地人工林の木質バイオマスの有効利用技術の開発】井上雅文、児嶋美穂、腰塚実穂(東京大学)、足立幸司(秋田県立大学)、羽生直人(宇都宮大学) 
【泥炭土壌での木質バイオマス生産プロジェクトのライフサイクルインベントリ】全員


CREST構成